
みなさんの家では、ゴミ箱はいくつあって、どのように分けていますか。ゴミにはいろいろなしゅるいがあって、出し方や出す日がちがいますが、「分けるのがめんどくさいな」と思っている人や、「ゴミの種類がわからないものは、適当に捨てている」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、なぜ正しく分けて捨てなければいけないのか、正しく捨てないとどんな問題が起きるのかなどについて解説します。
環境省のデータ(2021年度)によると、全国の家庭から1年間に出るゴミは4,095万トンで、なんと東京ドームやく110杯分! このままでは、あと23.5年後にはゴミを埋め立てる場所がなくなってしまうといわれています。
ゴミによる環境汚染は大きな問題です。そのひとつは地球温暖化。ゴミを燃やすと出る二酸化炭素は温室効果ガスのひとつで、このガスによって地球全体の気温が上がってしまうのです。
もうひとつは、正しく捨てられなかったプラスチックゴミが川や海に流されて、海に住む生き物を傷つけたり、エサと間違えてプラスチックを食べて死んでしまったり、という問題も起きています。
レジぶくろやペットボトル、ストロー、不織布(ふしょくふ)のマスクもプラスチックがふくまれているんだよ。
地球がゴミによってこのようになっていることを、みんなはどう思うかな。

みらいの地球を守るためには、ゴミをへらすことが大切。そのためにわたしたちができることを「3R(スリーアール)」という言葉で表しています。学校で習った人もいるかな?
3Rの意味

- Reduce(リデュース)
- むだなゴミを出さず、ゴミをへらすこと
- Reuse(リユース)
- すてずにくり返し使うこと
- Recycle(リサイクル)
- 一度使ったものを集めて、しげんとしてまた使うこと
では、3Rについてのクイズです。次のことは、リデュース、リユース、リサイクルのどれに当てはまりますか。
- 使わなくなったものをフリマアプリで売る
- 食べ物を残さず食べる
- パソコンを正しいルールで捨てる
- 本は燃えるゴミではなく、資源ゴミに出す
- 壊れたもの直して長く使う
- マイバッグを持って買い物に行く

わかりましたか? 答えはこちらです。
- 使わないものを売って他の人がまた使うので→リユース
- 全部食べればゴミは出ないので→リデュース
- パソコンは資源としてまた使われるので→リサイクル
- 紙のゴミはしげんとしてまた使われるので→リサイクル
- 捨てずに直して使うので→リユース
- レジぶくろがいらない、ゴミがへるので→リデュース
リサイクルできる、資源ゴミにはいろいろなマークがついているので、家にあるものを見てみましょう。缶はスチールかんとアルミかんの2種類、ペットボトル、プラスチック、紙などがあります。
資源ゴミは、牛乳パックがトイレットペーパーに、ペットボトルがたまごパックになど、いろいろなものに生まれかわっています。大切な資源なので、きちんと分けてすてることが大切だね。

ゴミの出し方や、ゴミを出すときに気をつけること
ではここから、良いゴミの出し方や、ゴミを出すときに気をつけることを紹介します。
まず、料理をしたときに出る「生(なま)ゴミ」。野菜や果物の皮、食べ残したおかずなどには、水分がたくさんあります。これをそのままにすると、いやな臭いがしてきます。ゴミ箱に入れる前に、生ゴミをぎゅっと絞って水分を少なくすることが大切だよ。
水分を切らないとゴミは燃えにくくなり、燃やすためにたくさんのエネルギーを無駄遣いすることになります。生ゴミだけでなく、飲みものや調味料などの液体は、中身を出してから捨てなければいけません。

次は、肉や魚などが入っているプラスチックのトレイ。スーパーの回収ボックスに持っていくと、またトレイになることが多いのでおすすめ。プラスチックの資源ゴミに出すのもよいです。
どちらも注意することは、汚れを落としてから出すこと。油などの汚れがたくさん付いていると、リサイクルできなくなってしまうんだよ。

次は、包丁(ほうちょう)やガラス、竹串(たけぐし)など、手で持つとケガをしてしまうもののすて方。このような危ないものをそのまま袋に入れると、ゴミを集めるときに袋から飛び出して、清掃員(せいそういん)の人が怪我をしてしまうかもしれないよね。
新聞紙や厚い紙に包んで、「キケン」「われもの」「ほうちょう」などと書いて出すことが大切。出し方に決まりがある自治体もあります。

次は電池。電池にはいろいろな種類がありますが、燃えないゴミに出せないものがあるので注意!住んでいる自治体によって捨て方が決まっているので、どんなふうにすてればいいのか、調べてみましょう。
たくさんの電池をまとめると、電池から火が出て爆発することがあるのでとても危険!捨てるときは、セロハンテープやガムテープを貼って出しましょう(電池によってテープの貼り方が違います)。

このほかにも、ゴミの出し方にはいろいろな決まりがあるので、自分の住んでいるところについて、お父さん、お母さんといっしょに調べてみましょう。
無駄なゴミを出さないようにすること、工夫してものを長く使うこと、リサイクルできるように資源ゴミを正しく出すことなど、ゴミを減らすためにどんなことができるのか、一人一人が考えることで、地球の環境が良くなっていくのです。

| 2024.03.15 16:06 | |
| 2025.01.04 17:51 | |
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