
ビットコインは、暗号資産(仮想通貨)の代表格であり、世界中の投資家から注目されています。
ビットコインの価格は大きく変動しやすく、2023年には約2万ドル台から約4万ドル台まで急騰しました。この急騰の背景には、いくつかの重要な要因があります。
この記事では、ビットコインが急騰した理由と、2024年のビットコインの見通しについて解説します。
ビットコインの半減期とは?

2024年2月29日現在、ビットコインが急騰した最大の理由は、2024年の4月から5月にかけて起こる「半減期」と呼ばれる現象です。
半減期とは、ビットコインの新規発行量が4年に1度、半分に減るというルールのことです。
ビットコインは、コンピューターの計算力を使って「採掘」される仕組みになっていますが、その報酬として得られるビットコインの数が、半減期のタイミングで半減します。
例えば、2020年までは1ブロック(ビットコインの取引記録の塊)を採掘すると12.5ビットコインが得られましたが、2024年の半減期では6.25ビットコインになります。
このように、ビットコインの供給量が減ることで、需要が高まり、価格が上昇するという仕組みになっています。
実際に、過去に半減期が3回あったのですが、いずれも半減期の前後でビットコインの価格が大幅に上昇しました。
米国の利下げ観測と地政学リスク

ビットコインが急騰したもう一つの理由は、米国の金融政策や地政学的な状況の変化です。
ビットコインは、金利や配当を生まない資産であるため、金利が低下すると投資の魅力が高まります。2023年の秋頃から、米国のインフレ率が高止まりし、米連邦準備制度理事会(FRB)が2024年に利下げを行う可能性が高まりました。これは、ビットコインにとって追い風となりました。
また、2023年の秋には、イスラエルとイスラム組織ハマスの間で紛争が勃発しました。これは、中東の不安定化やテロの懸念を高め、ビットコインを含む安全資産への逃避需要を高めました。
ビットコインは、特定の国家に管理されない分散型の通貨であるため、地政学リスクに対するヘッジとしての役割を果たすと考えられています。
ビットコインETFの上場期待

ビットコインが急騰したもう一つの理由は、ビットコインETF(上場投資信託)の上場期待です。
ビットコインETFとは、ビットコインに連動する投資商品で、株式と同じように取引できるものです。ビットコインETFが米国で上場すれば、ビットコインへのアクセスが容易になり、これまで参入できなかった機関投資家や個人投資家の資金が流入すると期待されています。
しかし、これまで米証券取引委員会(SEC)は、ビットコインの価格操作やハッキングなどのリスクを理由に、ビットコインETFの上場を認めてきませんでした。
しかし、2023年には、ビットコインETFに関するいくつかの好材料が出ました。まず、資産運用大手のブラックロックが、ビットコインETFの上場申請を行い、受理されました。
次に、XRPを発行するリップル社が、SECとの裁判で一部勝訴し、XRPは証券ではないという判断を得ました。
さらに、運用会社のグレースケール・インベストメンツが、ビットコインETFへの転換を求める裁判で勝訴し、判決が確定しました。
これらの判決により、SECが正当な理由がなければビットコインETFを拒否できなくなったという見方が広がり、ビットコインの価格にプラスの影響を与えました。
2024年のビットコインの見通し

ビットコインは、2024年も上昇トレンドが続くと予想されます。特に、4月から5月にかけての半減期に向けては、過去のパターンから考えて強い相場が期待できます。
また、ビットコインETFの上場が実現すれば、さらなる価格上昇のきっかけとなるでしょう。
ただし、ビットコインは投機的な要素が強く、価格が乱高下する可能性もあります。FRBの利上げや規制強化、ハッキングや詐欺などの事件、競合する他の暗号資産の台頭などが、ビットコインの下落要因となる可能性があります。
ビットコインに投資する際には、リスク管理をしっかりと行うことが重要です。ビットコインは、暗号資産の中でも比較的安定した資産と言えますが、それでも株式や債券などの伝統的な資産に比べれば、ボラティリティが高いことを忘れないでください。
ビットコインの価格は、過去最高値を更新(日本円10,000,000円超)するのは確実と予想されますが、更なる上昇も不可能ではありません。
2024年2月27日、780万だったものが、29日現在950万に達しようとしています。わずか2日で170万円の値上がり!恐るべしビットコイン。
まとめ

ビットコインは、2023年に約2万ドル台から約4万ドル台まで急騰しました。この急騰の背景には、半減期という供給量の減少、米国の利下げ観測と地政学リスクの高まり、ビットコインETFの上場期待という3つの要因がありました。
2024年も、これらの要因が引き続きビットコインの価格を押し上げると予想して間違えないでしょう。
ただし、上がったら必ず下がりしますので、天井を幾らと見るのか?売り抜けの判断が重要です。
| 2024.02.29 20:52 | |
| 2025.01.04 17:59 | |
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