キノコを使った自家製保存食の作り方(レシピ)と活用法

キノコの自家製保存食は、手軽に作れて長期間保存できる便利な方法です。例えば、塩麹漬けやオイル漬け、酢醤油漬けなど、さまざまなレシピがあります。これらの保存食は、キノコの風味を引き立て、食物繊維を豊富に摂取できる点が魅力です。また、冷凍保存もおすすめで、キノコを適当な大きさに切って冷凍することで、いつでも新鮮な状態で楽しむことができます。これらの方法を活用して、キノコを日常の食卓に取り入れてみましょう。

目次

キノコの保存食の基本

キノコは新鮮な状態では日持ちが短く、冷蔵保存で約3日、冷凍保存で約1ヶ月とされています。しかし、保存食として加工することで、その保存期間を大幅に延ばすことが可能です。例えば、冷凍保存を利用することで、キノコの風味や栄養素を保持しつつ、長期間にわたって楽しむことができます。これにより、食材の無駄を減らし、食生活の質を向上させることができます。

キノコの保存食には多様な種類があり、オイル漬け、酢醤油漬け、塩漬けなどが一般的です。これらの方法は、キノコの風味を保ちながら、保存性を高めるための工夫が施されています。例えば、オイル漬けはオリーブオイルの風味が加わり、キノコの旨味を引き立てるだけでなく、長期間の保存を可能にします。また、酢醤油漬けは、酸味と甘みが絶妙に絡み合い、食欲をそそる一品となります。

キノコは食物繊維が豊富で、免疫力を高める効果があることが知られています。保存食として加工することで、これらの栄養素を損なうことなく、長期間にわたって楽しむことができます。特に、オイル漬けや酢醤油漬けにすることで、栄養価を保持しつつ、風味豊かな料理として食卓に並べることが可能です。これにより、日々の食事に健康的な要素を取り入れることができ、食生活の質を向上させることができます。

ひと手間でおいしいキノコの自家製保存食

秋といえばキノコ! 今の世のなか、栽培技術が進んで一年を通して様々なキノコが出回ってはいますが、天然のキノコが出るのは今の時期。秋になると食べたくなるものの一つです。

炒めてよし、煮物によし、グリルにしてもよし。しかも食物繊維たっぷり、ビタミンDなどのビタミン群、カリウムなどのミネラル豊富、免疫力アップの力を含む、ヘルシーなすぐれもの

風邪をひきやすい今の時期にもってこいの、毎日でも摂取したい食材なのです。

キノコいろいろ

とはいえ、連日いつものメニューを主菜にしていては飽きがきますし、それほど多くの種類を食べられません。そこでおすすめしたいのが、副菜としても料理の素材としても大活躍の自家製保存食です。

シイタケやシメジ、エリンギ、エノキ、マイタケ、キクラゲなど複数の種類のキノコが入ったオイル漬けやなめたけ、ピクルス、食べる辣油などをお手製で! 仕込んでおけば1週間〜10日間は、安心しておいしくいただけます。

シイタケやシメジ、エリンギ、エノキ、マイタケ、キクラゲ

キノコで自家製保存食をおいしくつくるために大切なのは、料理にかかる前に一度天日で干すことです。保存のため水分をほどよく抜くことも目的の一つですが、狙いは栄養価とうま味をアップさせること。天日干しすることで、キノコに含まれるビタミンDの量は最大で4倍にも増えるのだとか。

ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、カルシウムを骨に沈着させる作用がある大切な栄養素。成長期の子どもたちや骨粗しょう症が心配な世代は積極的にとっていきたいものです。また、天日干しの間に酵素が働き、うま味成分が増えるため、料理の仕上がりもアップします。

日本伝統の乾物食材である干しシイタケは、その代表格。長年にわたり継承されてきた先人の知恵の凄さをあらためて感じます。

干しシイタケ

干すときはキノコの石づきを取り除いて、表面の水気や湿気を軽く拭きます。このとき、使いやすく食べやすい大きさにほぐしたり切っておくと、後の調理が楽になります。

ほぐしたキノコ

ほぐしたキノコは、重ならないようザルなどに広げて太陽光の当たる場所で半日〜1日干しておきます。カリカリに乾燥するまで待ってもおいしいのですが、表面はサラリと乾燥して中にやわらかさが残っている感じになればOKです。干したキノコは香りもよくなります。

オイル漬けのレシピ

キノコのオイル漬け

まずは一番のおすすめであるオイル漬けのレシピを。

用意するのは、キノコ各種、塩、酢、ニンニク、トウガラシ、オリーブオイル。好みで、ローズマリーやブラックペッパーなどのハーブを加えてもよいでしょう。分量は以下を目安にして、好みで味を調整してください。

  • キノコ 250g
  • 塩 15g
  • 酢 80g
  • 水 80g
  • ニンニク 2片
  • トウガラシ 2本
  • オリーブオイル 適量

干したキノコを、酢と塩を加えて沸騰させたお湯でサッとゆがきます。ゆがいたら水気を拭いて、スライスニンニクとトウガラシを加えたオリーブオイルに漬け込みます。漬け込む容器は事前に煮沸消毒しておきましょう。

キノコのオイル漬け

オイル漬けの調理過程で使った酢水を使えば、簡単にピクルスも使えます。オイル漬け同様、沸騰させた酢水でキノコとハーブやスパイスを煮て、保存容器に詰めます。ハーブやスパイスはお好みのものをチョイス。ディルやトウガラシ、クローブがおすすめです。

なめたけは一般的になめこやエノキを使ったものが一般的ですが、シイタケやエリンギ、マイタケやキクラゲを合わせると食感やうま味に深みが出ます。料理酒、みりん、醤油を同量であわせて沸騰させて煮え切ったつゆにキノコを入れて煮詰めたら出来上がり。

なめたけ

好みですが、みりんを多めに味を整えると日持ちがよくなり、うま味も増します。白いご飯にたっぷりかけて食べるのはもちろん、魚や肉のソースに使うのもおすすめです。

食べる辣油

食べる辣油

食べる辣油は、辛い物好きな方に。先ほどのなめたけのつゆに、ゴマ油と炒りゴマ、コチュジャンを加えるだけでOK。炒めたショウガの千切りやニンニクのみじん切り、干しエビなどを合わせてもおいしくなります。

ポイントはキノコをみじん切りにすること。なめたけ同様ご飯の共にも、お刺身に乗せても、蒸し野菜にかけてもおいしくいただけます。

保存食の活用法まとめ

オイル漬けのキノコは、サラダやパスタに加えることで、料理に深い風味を与えます。特に、オリーブオイルに漬け込むことで、キノコの旨味が引き立ち、にんにくやハーブの香りが加わることで、より一層美味しさが増します。これにより、シンプルなサラダやパスタが、特別な一品に変わります。手軽に作れるため、忙しい日常でも気軽に楽しむことができます。

冷凍したキノコを使った炊き込みご飯は、手軽に作れる上に、キノコの旨味がご飯にしっかりとしみ込み、豊かな風味を楽しむことができます。炊飯器にお米と一緒に冷凍キノコを入れるだけで、簡単に栄養満点の一品が完成します。特に、しめじや舞茸などの風味豊かなキノコを使うと、食卓が華やかになります。

冷凍キノコは、スープや煮物にそのまま加えることで、手軽に旨味をプラスすることができます。凍ったままの状態で投入することで、調理時間を短縮しつつ、食材の風味を損なうことなく、栄養価を保つことができます。特に、味噌汁や煮物に加えると、深い味わいが楽しめるため、家庭料理にぴったりです。

2024.12.03 10:58
2024.12.26 11:49
お出かけ・飲み食べ

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